成果発表会DEMO DAY
DEMO DAY 趣旨・目的
仙台市と株式会社サムライインキュベートは、仙台市が取り組む 起業家を生み育”てるエコシステム構築 の一環として、「持続可能な開発目標(SDGs )」の達成につながる行政課題や地域課題を解決するビジネス創出支援プログラム 「SENDAI NEW PUBLIC 」を昨年に引き続き開催しており、今年度ビジネス創出に取り組んできた研究開発型の採択者7 名によるDEMO DAY (成果発表会)を2022 年3 月25 日(金)に開催することを決定いたします。今回は、新型コロナ ウイルス感染拡大防止のため完全オンラインで開催するため、仙台市や東北エリアだけでなく日本全国から観覧していただけます。
本プログラムは、研究成果やICT など独自のテクノロジーを持ち社会に役立てていきたいという想いがある方を対象に、「事業計画のブラッシュアップ」や「事業コンセプトの創出」を支援するものです。2021 年10 月11 日(月)より募集 を開始し、研究開発型事業案の7 名を選出。採択者はそれぞれ研究開発してきた取組み内容をもとに、ビジネス創出や具現化に取り組んできました。
今回のDEMO DAY では、採択者による創出した事業案の発表のほか、審査員による表彰や、仙台市が行っている関連する取組みについても紹介予定です。共創パートナー候補の企業様や、スタートアップの支援を行う企業・機関・自治 体など多くの皆様のご観覧をお待ちしております。
DEMO DAY スケジュール
- 10:00~10:05 開会
- 10:05~10:20 主催者からご挨拶、取り組みのご説明
- 10:20~10:35 ①菅野 恵美(東北大学)
- 10:35~10:50 ②酒井 正夫(ゼロワ株式会社)
- 10:50~11:05 ③関口 雄介(東北大学病院)
- 11:05~11:20 ④金子 萌 (株式会社 想い人)
- 11:20~11:30 休憩
- 11:30~11:45 ⑤松尾 歩(東北大学)
- 11:45~12:00 ⑥伊藤 暁彦(横浜国立大学)
- 12:00~12:15 ⑦萩原 嘉廣(東北大学)
- 12:15~12:25 休憩
- 12:25~12:55 表彰、関連取り組みのご紹介
- 12:55~13:00 閉会のご挨拶
プログラム内容Program
趣旨・目的
イノベーション都市・仙台市がシードVCの専門家とともに、あなたのテクノロジーを使って大きな社会課題解決につながる「事業計画のブラッシュアップ」や「事業コンセプト創出」を支援いたします
- 仙台市が取り組む"起業家を生み育てるエコシステム構築"の一環として、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成につながる行政課題や地域課題を解決するビジネス創出支援プログラム「SENDAI NEW PUBLIC」を開催いたします
- 本プログラムは、研究成果やICTなど独自のテクノロジーを持ち社会に役立てていきたいという想いがある方を対象に、創業期の起業家・スタートアップ等に出資・成長支援をしてきたサムライインキュベート社を通じ、短期集中で事業アイディアの構築支援をするものです
- この取り組みを通じて、本市の抱える課題解決のみならず、国内外の課題解決に貢献する事業を創出するエコシステムの構築を目指したいと考えております
プログラムの主な対象者
- 研究機関での技術開発に取り組んでおり、事業化/法人化を検討したい研究者
- ITを活用した社会課題/地域課題の解決に取り組むスタートアップ
- 独自テクノロジーを社会に役立てたいと考える男性/女性の起業検討者(起業家含む)
募集テーマ
社会課題解決やSDGs達成に資する技術シーズを募集します。
- SDGs17の目標の中でも特に本プログラムで優先的に取り組む課題・テーマを以下に掲載します。
プログラムで目標とする主なアウトプット
以下の項目を解像度高くアウトプットすることで、課題解決
-
解決したい問題(市場ポテンシャル)
- SDGsに紐づく仙台・東北の行政・地域問題が具体的に定義されている
- 問題解決によって獲得可能な市場規模がその試算根拠と共に示せている
-
顧客課題
- 問題の悩みが深い対象顧客像(仮説)がその理由と共に具体化されている
- その顧客にとって問題解決に決定的に結びつく重要課題(仮説)が、その理由と共に示せている
-
ソリューション (価値提供手法)
- 顧客課題を解決するための提供価値が、 想定利用シーン と共に具体的に示せている
- 上記の実現要件が洗い出され、且つ必要パートナーが具体的に示せている
-
収益モデル
- 初期的に獲得したい市場への参入方法、マネタイズの仕組み、商流が示せている
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優位性
- 現在の想定競合(代替品)が明確化されている
- 競合と比較した時、現在または将来において構築可能なコアとなる競争優位性(替えがきかない状態)を示せていると共に示せている
支援メニュー
事業コンセプト創出から事業計画案のブラッシュアップに加え、応募者の状況に応じた初期ニーズ検証も支援いたします
支援内容・プロセス
(集中ワークショップ)
仕事・研究活動で忙しい方でも効率的に取り組めるように、シードVC専門家によるハンズオン支援でのワークショップ中心とした短期集中型での支援となります
支援内容①・②事業計画案の策定・
ブラッシュアップ
支援内容③ 事業コンセプトの創出
本プログラムの全体スケジュール
(現時点)
- 応募者多数の場合、選考によって支援者を採択する場合があります
- 本プログラムの採択に至らなかった方も、事業化に当ってのアドバイス等の支援が得られます
採択者Accept
伊藤 暁彦
横浜国立大学大学院環境情報研究院 准教授
自発的に相分離構造を形成するセラミックス結晶を低温かつ短時間に育成できる材料合成技術の開発を進めてきました。このプログラムを通じて事業コンセプトを明確化し、放射性治療薬や放射性施設を安全に利用するための撮像素子向け蛍光体としての事業化を検証します。
金子 萌
株式会社想ひ人 代表取締役(設立準備中)
ケアラー、家族、患者の三者全員が介護中心ではなく自分の望む人生を送れる“Life Care Balance”を実現するための、ぬいぐるみ型ケアラーアシスタント。ケアラーへの介護負担の偏りを解決するため、スマートスピーカーを搭載したぬいぐるみがケアラーとの会話を通じて介護状況をヒアリングし記録・ストレス度を検知して労い・癒しを提供します。また記録した介護状況を適宜サポーターにLINE上で共有することでサポーターの支援を促進して、ケアラーの介護負担を軽減させます。
菅野 恵美
東北大学大学院 医学系研究科 看護アセスメント学分野 准教授
看護師としての臨床経験の後、創傷治癒に関する基礎研究を15年間継続しています。2016年「高分散性ナノ型乳酸菌(加熱死菌)」と出会い、免疫を介して傷の治りを促進する効果を発見しました。2020年の本プログラムにより、創傷以外の分野への展開として女性の健康を支えるプロダクトのニーズを確認しており、今回さらにコンセプトをブラッシュアップしたいと考えています。
酒井 正夫
ゼロワ株式会社 取締役CTO
東北大学データ科学・AI教育研究センター 准教授
当社は、東北大学での研究成果に基づく先進の分散コンピューティング技術をベースにした、個人データの保護・活用システム・サービスの開発を行っている大学発ベンチャー企業です。本プログラムでは、当社の独自技術を活かして、仙台市が取り組む社会・行政上の課題解決に市民の皆様のお力をもっとお借りするためのプラットフォームの開発に取り組みます。
関口 雄介
東北大学病院 理学療法士
超高齢社会の日本では、中高年層、高齢者での発症率が高い脳卒中(脳血管疾患)患者が増加し、今後も国民医療費を圧迫していくことが見込まれます。さらに、医療従事者不足も大きな社会問題となっており、仙台を中心とする東北地方においては、65歳以上の高齢者1名あたりの療法士数が全国平均に対して少ないのが現状です。代表者らのチームは,このような社会的課題を解決するため、リハビリ医療業務の効率化とリハビリの「質」向上を両立させる、脳卒中患者の歩行データに基づくAI歩行診断システムを開発し、その事業化を目指しています。
萩原 嘉廣
東北大学大学院 医学系研究科 スポーツ・運動機能再建医学寄附講座 准教授
超高齢社会を迎えた本邦では、高齢者の増加に伴って骨折患者も増加しています。現在市販されている骨折用プレートは骨にぴったりフィットしない場合もあり、患者さんの骨の形に合った骨折用プレートを早く、安く製造できることが理想です。東北大学で開発された金属粉、金属積層技術、および医師自らが骨折用プレートをデザインできるソフトウエアを組み合わせることで、カスタムメイド型骨折用プレートの実現が可能となります。
松尾 歩
東北大学大学院農学研究科 助教
加工品であっても原材料の品種・種を特定可能な独自のDNA分析技術を活かし、従来の「情報による追跡」に「科学的証拠(DNA情報)に基づく追跡」を加えた食品の新トレーサビリティシステムの構築を目指しています。同時に、DNA情報を活用した効率的な新品種の開発や病害虫の迅速な診断に関する事業についても事業化を進めています。「日本の農林水産業に携わる全ての方たちの縁の下の力持ちになる!」それが私達の目標です。
参加メリットMerit
Merit 01事業計画案のブラッシュアップ | シードVCの専門家の目線で、 事業案のブラッシュアップが可能 |
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Merit 02事業化支援 | 事業化に向けたパートナー候補とのマッチング支援や、 全国の事業化支援プログラム等への応募支援を提供 |
Merit 03投資検討 | サムライインキュベート+VCネットワークによる シード投資検討機会の提供 |
Merit 04研究ニーズの具体化 | 研究費を申請するに当たって説明が求められる 「研究の背景・目的」を市場目線で具体化が可能 |
課題解決ビジネス創出支援メンバーMentor
山中 良太
株式会社サムライインキュベート Director
- 外資コンサルにて大企業のDX戦略の一環としてスタートアップとの協働によるデジタル新規事業開発を多数リード
- 上記に加え、中国市場を対象としたのSaaS型デジタルマーケティングサービスの立上げ・商品開発・導入をリード
- 2020年9月からサムライインキュベートに参画し、地方発のSDGsイノベーション創出をミッションにチームをリード
衣笠 仁教
株式会社サムライインキュベート Senior Manager
- 東京工業大学大学院修了後、大手消費財メーカーに入社、スキンケア研究所にてグローバルブランドの技術開発・商品開発に従事
- その後、2016年1月からヘルスケア分野の全社横断プロジェクト発足とともに異動し、新規事業の立ち上げをリード
- 2020年3月からサムライインキュベートに参画し、Deep Tech事業の立ち上げ・拡大をリード
結城 大輔
株式会社サムライインキュベート Manager
- 早稲田大学大学院理工学研究科修了後、大手精密機器メーカーに入社し、メカエンジニアとしてディスプレイ製造装置の製品開発を担当
- その後、新規事業開発を経て、オープンイノベーションの文脈でのスタートアップ支援や社内起業家支援プログラムの立ち上げおよび運営に従事
- 2020年10月よりサムライインキュベートに参画
- 「始動 Next Innovator 2016(経済産業省)」シリコンバレー派遣選抜メンバー
富樫 憲之
株式会社サムライインキュベート Manager
- 大企業によるアクセラレータプログラムや新規事業インキュベーションプログラムの設計・実行を多数リード
- 上記プロジェクトにおける、担当メンターとして様々な領域/ステージの事業化を伴走支援
- 過去支援実績として、メガバンク、生命保険、鉄道、物流、商社、不動産、IT、県など
- 山形県鶴岡出身として、東北でのSDGs貢献に強い思い
黒田 拓馬
株式会社サムライインキュベート Manager
- 京都大学大学院工学研究科修了後、大手機能材料メーカーに入社し、光学機能材料の製品開発に従事
- ハイエンド向け新製品の立ち上げや、新規製造プロセス構築、新規材料導入を主導
- 2020年4月よりサムライインキュベートに参画し、Deep Tech事業の立ち上げ・拡大を担当
白川 裕也
仙台市経済局産業振興課スタートアップ支援担当主任/Public Connector
- 東北大学卒業後、仙台市役所へ入庁。経済局にて企業誘致、中小企業金融支援、産学連携支援を担当した後、2013年から起業支援施策の企画立案を担当。仙台市起業支援センター、地方最大級の起業イベント「SENDAI for Startups!」、広域アクセラレーションプログラム「東北グロースアクセラレーター」などを担当
- 課題先進地・東北から、事業性と社会性を両立する事業を創出するエコシステムの構築を目指して活動している
募集セミナー開催情報Seminar
社会課題ビジネスのアイデア創出法セミナー
趣旨・目的
- 本プログラムへの応募に当っての「社会課題ビジネスって何?」、「どうやってアイデアを考えたらいいの?」といった素朴な疑問に答えるセミナーになります
- SDGs達成に資する身の回りの課題のご紹介から、テクノロジーで社会課題を解決したビジネス事例を基にしたアイデア創出方法等、分かりやすく動画で解説いたします
- 本セミナーを活用してぜひアイデア創出に役立てていただければと思います
セミナー動画コンテンツ
Part 1. 社会課題解決ビジネスとは?
- 世界で決められた社会課題解決に向けた達成目標(SDGs)って何?
- 身の回りにあるSDGsに結び付く社会課題とは?
Part 2. 事業アイデアを発想するためには?
- イノベーションアイデアとは?その要件とは?
- アイデアの発想方法、課題発見の方法とは?
Part 3. 事業アイデアを具体化するためには?
- 対象となる重要顧客を見極めるには?
- 提供価値の優位性を見極めるには?
- 競争優位性を見極めるには?
個別事前相談会
趣旨・目的
- プログラム・応募内容についてのご確認を、マンツーマンでお答えいたします
※面談はzoomによるオンライン会議を予定しております
対象者
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下記にお悩みの方は、是非お気軽にご参加ください
- 自分の考えるアイディア又は技術が、本プログラム趣旨に合っているか
- 応募条件や応募内容についてご確認
- プログラム内容/参加メリットについてご質問
- スケジュールに関するご相談社会課題ビジネスを考える上での前提知識
- 世界で決められた社会課題解決に向けた達成目標(SDGs)って何?
- 身の回りにあるSDGsに結び付く社会課題とは?
日時・枠
-
期間:10/11 (月) 〜10/28 (木)
※日時:応募者と個別に調整させていただきます。
※1枠30分間です
申込方法
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こちらよりお申込みください
※恐れ入りますが、先着順とさせていただきます
※どうしても日時が合わない場合は、お問合せ先までご連絡ください
女性研究者のキャリアと起業
~仙台市ビジネス創出支援プログラム SENDAI NEW PUBLIC~
趣旨・目的
仙台市と株式会社サムライインキュベートは、仙台市が取り組む”起業家を生み育てるエコシステム構築”の一環として、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成につながる行政課題や地域課題を解決するビジネス創出支援プログラム「SENDAI NEW PUBLIC」を今年度も開催いたします。
大学などの研究成果を基にスタートアップを立ち上げる事例が増えてきていますが、「女性研究者」による事業化や起業はまだまだ多くはないのが現状です。本イベントでは「女性研究者」が事業化を進める上での課題やその解決策を探ります。
登壇者には、研究内容を事業化・起業された富山大学・東田教授と、昨年のプログラム採択者として事業化に取り組む東北大学大学院・菅野准教授、そしてKawasaki-NEDO Innovation Centerで多くの研究者支援を行っている上村様を迎え、それぞれの角度からお話をお伺いします。
登壇者
東田 千尋 様
- 富山大学 和漢医薬学総合研究所 副所長
- 神経機能学領域 教授
- レジリオ株式会社 代表取締役
1989年北海道大学薬学部卒業、1994年北海道大学大学院薬学研究科博士後期課程薬学専攻修了、1994年富山医科薬科大学和漢薬研究所・臨床利用部門 特別研究員、1995年より助手、1996年同研究所・附属薬効解析センター 助手、1997年NIH(米国)へ短期留学、2007年富山大学和漢医薬学総合研究所・薬効解析部 助教、2010年より准教授(研究室主宰)、2012年神経機能学分野へ教室名変更、2017年より教授。 2020年4月より神経機能学領域 教授。専門は神経薬理学。
菅野 恵美 様
- 東北大学大学院 医学系研究科 看護アセスメント学分野
- 准教授
- 看護師、博士(医学)
看護師としての臨床経験を経た後、東北大学にて創傷治癒過程における免疫制御機構に関する研究を15年継続している。基礎研究で得られた成果を社会実装したいと考えていた頃、「高分散性ナノ型乳酸菌」と出会う。この乳酸菌は、水分散性を高めた殺菌乳酸菌(死菌パウダー)であり、これまでに免疫細胞に働きかけ、組織修復力(キズを治す力)が高いことを確認している。医療分野における乳酸菌の活用は整腸薬、便秘薬に留まっているが、機能をさらに精緻化し、予防法・治療法が解決していない疾患に応用したい。女性や子どもの健康を支えるプロダクトについても検討中。
上村 遥子 様
- K-NIC(Kawasaki-Nedo Innovation Center)アライアンスプロモーター
- SUNDRED株式会社 チーフエバンジェリスト、コミュニティデザイナー/株式会社天地人
- 事業開発リーダー
デジタルマーケティング業界を経て、2016年国内最大級ものづくり支援スペースDMM.make AKIBAのコミュニティマネージャー参画。オープンイノベーション支援、仏政府主導の起業家支援プログラムの連携活動を担当。スタートアップエコシステムとコミュニティ知見を活かし講演や企画を90以上実施。2020年秋より社会起点の挑戦と想いをつなぐをモットーにパラレルキャリア開始。NEDO・川崎市主体の起業家支援拠点で、研究開発型ベンチャー支援しながらJAXAベンチャーに所属。100個の新産業共創を進めるSUNDREDでは、社会起点で越境して価値創造する人物像「インタープレナー」コミュニティをリード。
Discussion about the challenges of starting and expanding a business in Japan
(起業の課題や日本社会における事業拡大について)
〜仙台市ビジネス創出支援プログラム SENDAI NEW PUBLIC〜
趣旨・目的(Content)
Although the number of cases where international students launch startups are increasing, there are still not many. In this event, we will discuss the challenges and solutions in commercialization by "international students".
The speakers are Tamir Blum (From Tohoku Univ. ), of Kisui Tech who has commercialized and started a business using AI and robots to help farmers based on his research, and Anna Kreshchenko(From Kyoto Univ.) of Flora Corporation, who has started a business related to mental health care for pregnant women and women raising children, and Igor Voroshilov(From Tokyo Univ.) of LikePay Inc who has launched a service while studying and is now working on "no-code" industry, will talk to us from different angles.
登壇者(Speakers)
Tamir Blum (ブルーム・タミル)
- CEO/Founder - Kisui TECH
Tamir is the founder of Kisui TECH, an AI robotics company creating AI robotic services that empower small-medium-sized family farmers to manage larger farms with fewer people in order to overcome the labor shortage and aging society by providing machines that can do work without needing a human operator.
Tamir completed his Ph.D. at Tohoku University on AI for lunar robots. Previously, he completed his Master’s at UCLA, during which time he got industry experience in the Aerospace industry through internships at SpaceX and AeroVironment. He has also exchanged at numerous universities including Tsinghua University in China, the International Space University, and UC3M in Spain.
He likes the outdoors, such as hiking, campng, and sports in his free time.
Anna Kreshchenko(クレシェンコ・アンナ )
- Founder and CEO - Flora Co., Ltd
Graduated from Odessa National University. Came to Japan in 2017 and in 2018 entered Kyoto University, the Faculty of Law. Anna is a member of the International Entrepreneurship Community at the Graduate School of Management. She was selected by the Phoenixi Incubator in 2020. After a devastating prenatal depression of her relative, Anna founded a company that provides mental and physical care for women, developng femtech solutions for period, fertility, and pregnancy.
Igor Voroshilov (ヴォロシオフ・イーゴリ)
- CEO - LikePay
Russian-born entrepreneur. After graduating from Moscow University Igor went to Graduate School at The University of Tokyo and launched a startup while studying. Igor has had a lot of experience in setting up a company, fundraising, team building, and other aspects of business making. Currently working on SaaS development and education projects in the "no-code" industry. Igor would like to share his experience with international students willing to open companies in Japan.
募集要項Description
- 募集期間
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- 2021年10月11日(月)~10月29日(金)
- 応募資格
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- 独自のテクノロジーを持っていて、社会に役立てたいと考えている方
※国籍・居住地・勤務地は問いません(仙台市在住・在勤以外の方も可)
※個人・学生の応募も可
※法人の場合は、概ね設立3年以内に限る
- 独自のテクノロジーを持っていて、社会に役立てたいと考えている方
- 応募条件
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- プログラム期間中の活動に参加可能であること(リモート参加も可)
- 事業アイデア等のプラン内容が公序良俗に反していないこと
- 問合せ先
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株式会社サムライインキュベート
担当:黒田・元崎
[email protected] - 応募方法
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必要情報は以下8点
- ①氏名
- ②所属組織
- ③経歴情報
- ④応募理由
- ⑤自身の持つテクノロジー(研究成果、等)
- ⑥テクノロジーを活用した事業アイデア(もしあれば)
- ⑦事業の概要(起業の準備を進めている場合)
- ⑧本プログラムへのご要望
- 選考方法
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- 応募者多数の場合、選考によって支援者を採択する場合があります
- 選考基準は以下の4つの観点を重視し、サムライインキュベートが評価いたします
①新規性、②将来性、③実現性、④適合性(仙台・東北地域でのシナジー/需要度、等)
- プライバシーポリシー
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お預かりした個人情報は、本プログラムに関するご連絡などのため、株式会社サムライインキュベートの「プライバシーポリシー」に基づき適切に利用させて頂きます本プログラムに採択されなかった場合でも、サムライインキュベートから他の支援プログラム等についてご案内させていただく可能性がございます